働く環境があってこそのやりがい！ 技術士（建設部門）資格保有者の年収と待遇

給与・手当

技術士は、科学技術に関する高度な専門知識と能力、経験を国に認められた技術者です。試験の難易度も高く、建設コンサルタント業務になくてはならない資格のため、技術士の年収は高い傾向にあります。しかし、その待遇には会社ごとに差があり、技術士の資格手当だけで月に約3万円の差が生まれることも。給与や手当の実態について、建設コンサルタントで働く技術者の生の声をお届けします。

休暇・残業

建設コンサルタントは業務の性質上、年度末にかけて繁忙期があり、残業時間が多くなる傾向にあります。また、突発的な災害対応で休日出勤が生じることも。働いた分休みを取ることは理想ですが、代休や有休の取りやすさは会社によって異なるのが実情です。自己裁量でメリハリのある働き方ができるのは一体どんな会社でしょうか。

社内研修・社内制度

建設コンサルタント業務には、高度な専門知識・技能をもった人材が欠かせません。そのため、社内外で技術研修や勉強会を開いたり、技術士をはじめとした資格の取得支援制度を設けたりと、技術者の育成に力を入れている企業も多くあります。仕事を通してスキルアップできる環境、そして社内外の福利厚生について、実際の建設コンサルタント会社の例を紹介します。

福利厚生

福利厚生は企業が従業員のために用意している制度であり、福利厚生を含めた雇用条件が会社選びのポイントになります。基本給が平均的でも福利厚生が充実していれば総合的に就労のメリットを高められることもあり、例えば資格取得に向けた支援制度や資格取得者に対する資格手当などは積極的にチェックしていきたいポイントです。