20代で技術士資格を取得したKさん
自身の専門分野を武器にして、領域をどんどん広げていきたい
お話を伺ったKさんとは?
- ご出身地…静岡県浜松市
- お仕事をされているエリア(拠点)…静岡県内での業務が主ですが、最近では業務エリア拡大のため、九州地方での業務も増えてきました。
- お持ちの資格…技術士(建設部門-河川、砂防及び海岸・海洋)
- フジヤマでのお仕事内容…土砂災害対策施設、道路防災施設の設計・調査、指定文化財の石垣の補修や復旧設計、調査
- 退社後や休日の過ごし方.趣味…3歳と1歳になる娘がおりますので、専ら子どもたちと遊んでおります。
希望と違う部署への配属に当初はとまどい… しかし、業務と向き合い続けるうちに、おもしろさが分かるように。
編集チーム
Kさんは現在、フジヤマでどのようなお仕事をされていますでしょうか?
Kさん
土砂災害(土石流・がけ崩れ・地すべり)や落石災害に関する業務に携わっており、調査や砂防堰堤や擁壁など対策施設の設計を行っております。 道路防災施設の設計・調査、最近では文化財石垣の調査・設計を防災分野の技術者として実施する業務にも携わっております。
編集チーム
フジヤマに入社したきっかけや経緯を教えてください。
Kさん
大学時代、建築と土木の両業種を学ぶことができる学科で学びました。
次第にまちづくりや建設業界に興味が湧き、その中でも調査・計画・設計など、幅広い形でまちと関わることができる建設コンサルタント業界を志すようになりました。
編集チーム
数ある建設コンサルタント会社の中からフジヤマを選んだ理由はなんでしょう?
Kさん
フジヤマを選んだのは、静岡で一番大きな建設コンサルタント会社だという、今思うと非常に安直な理由です(笑)。
編集チーム
大きな建設コンサルタントに就職してみて、Kさんの率直な感想はいかがでしたか?
Kさん
研究室では居住地計画を学び、入社時は都市計画等にかかわる部署を希望していました。
しかし、実際に配属されたのは砂防の調査設計に関わる部署で……正直、当初は大変とまどいました。
編集チーム
希望と異なる部署で業務をすることになって、それでもKさんがフジヤマで仕事を続けられたのはなぜでしょう?
Kさん
業務に向き合い続ける中で、この分野のおもしろさを感じ、興味が湧いてきたからです。
砂防・防災を根幹として、他部署と共働しながら様々な分野に取り組むことができたのも、とまどいを払拭できた理由のひとつです。
編集チーム
部署を横断して技術者が共働できる、そんな環境だからこそ、Kさんも新しい分野に挑戦できたのですね。
Kさんは20代で技術士(建設部門)の資格を取得されたそうですね。
合格率10%前後とされる難しい資格ですが、取得までにどのような努力をされたのでしょうか?
技術士の資格取得は会社が全面的にサポート。論文添削や模擬面接など、合格ルートへ導く支援が充実。
Kさん
技術士の筆記試験は論文記述なので、答案作成にとても時間がかかります。
そのため、平日のうちに文献や国交省の資料に目を通すようにして、それらを元に、週末に時間をかけて骨子や答案を作成しました。
編集チーム
資格取得に向けて、会社からはどんなサポートがありましたか?
Kさん
会社では、技術士資格取得者による論文添削や、重要テーマに関する情報提供などのサポートを受けました。
このおかげで論文の書き方が身につきましたし、膨大な学習範囲から優先度をつけて限られた時間でも効率的な勉強できました。また、口頭試験対策として社内で計6回の模擬面接を実施してもらい、合格できました。
編集チーム
会社ぐるみの手厚いサポート体制があったのですね。そんなフジヤマに入社してよかったと思うのはどんなときでしょう?
Kさん
地元の静岡に暮らしながら全国各地の仕事ができるという点で、フジヤマに入社してよかったと思います。
また、社内には、測量や計測、地質調査、道路、都市計画、防災、文化財といった多様な分野の技術者がいて、業務の課題を社内で相談しやすい環境です。新技術の導入や検証に対して寛容で、業務の中で新しい提案が行えるところもフジヤマの良さだと思います。
編集チーム
社内の風通しのよさを感じますね。Kさんが一緒に働く仲間はどのような方々ですか?
Kさん
私の所属する部は約半数が20代の若手社員です。
責任感を持ちながら仕事に取り組んでいますし、悩み事も相談しやすい環境だと思います。今年30歳になる私は中堅で、後輩から相談されることも多くなりましたが、答えながら自分の理解を整理したり、新たな知識を取り入れたりして、後輩に成長させてもらっていると感じます。「負けられない!」と思わせてくれる仲間たちですね。
全国各地に活躍の場があるのは魅力的。自分自身を成長させながら、どんどん前進したい方にはうってつけの環境。
編集チーム
Kさんがこれからフジヤマで挑戦してみたいことや、目標について教えてください。
Kさん
防災を考える上で、地質や気象についての知見も重要だと感じています。
なので、そうした分野についても専門性を高めていきたいと思っています。砂防・防災という自身の分野を武器にして、関わる領域をどんどん広げていきたいです。
編集チーム
最後に、これから転職を考えている方に向けて、フジヤマの魅力を教えてください!
Kさん
自分の場合ですが、地元・静岡県に生活拠点を置きながら、全国各地に活躍の場があるのは大変魅力的だと思っています。最近のフジヤマは、新技術の導入や事業展開についてもアグレッシブなので、自分自身を成長させながら、どんどん前進したい方にはうってつけの環境です。
フジヤマの技術者・Kさんの1日
8:00~8:30 | 出社。一日のタスクの確認 |
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8:30~9:00 | グループでの工程会議。工期や業務上の課題の共有、対応策の検討等。 |
9:00~10:30 | 発注者とのWeb会議 |
10:30~12:00 | 他部署対応業務へのDR(社内打合せ)参加 |
12:00~13:30 | 現場移動、昼食 |
13:30~16:00 | 現場調査、発注者との現場打ち合わせ |
17:30~17:30 | メールチェック。アルバイトとの作業進捗の確認。 |
17:30~19:00 | 内業。帰宅 |
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全国に拠点を拡大し続けている
建設総合コンサルタント
静岡県浜松市に本社を置く株式会社フジヤマは、コンサルタント分野をはじめ、国土基盤(測量・調査)、空間情報(地理情報)といった3つの部門で構成されている建設総合コンサルタントです。国や自治体における建設コンサルタントの幅広い事業領域をワンストップで提供。地元はもとより、全国に拠点を拡大、成長し続けている企業です。
株式会社フジヤマ 本社所在地 | 静岡県浜松市中区元城町216-19 |
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