技術士建設部門の基礎知識
このサイトでは、技術士建設部門に関する基礎知識や、疑問に対する内容をまとめています。そもそも技術士建設部門とは技術士国家資格の1つであり、資格取得によって仕事の幅が大きく広がり、結果的に収入アップにつながるのが魅力です。もちろん簡単には取得できない資格でもあるため、試験勉強や活躍の場など、ここでぜひ確かめてみてください。
技術士建設部門の受験資格
技術士試験建設部門の資格を取得するためには、まず誰もが受験できる第一次試験の筆記試験を通過しなくてはなりません。その上で、次に待つ第二次試験の筆記試験と口頭試験を受験することになります。また、ひと口に一次試験・二次試験と言っても、それぞれが科目ごとに分かれており、二次試験では筆記試験だけでなく口頭試験も待っています。まずはこちらのサイトなどで、事前に受験内容をしっかりと把握しておくことをおすすめします。
技術士建設部門試験の勉強方法
技術士建設部門の試験は非常に難易度が高いことから、しっかりと試験の概要について理解した上で計画的に学習を進めていく必要があるといえるでしょう。そのためにも自分の知識だとどれくらいの勉強が必要なのかをまず把握し、そこから学習スケジュールを立てていくことが大切です。
こちらの記事では、試験の概要や試験の構成に加えて、一次試験・二次試験の勉強方法について紹介していますので、受験を検討されている方は参考にしてみてください。
技術士建設部門における女性の現状
女性の社会進出が叫ばれている中、技術士資格も女性の割合が増えてきている傾向があります。技術士資格のうち、建設部門においても同じように女性技術士が少しずつ増加している傾向があります。
また、女性が技術士建設部門の資格を取得することによって社外の人にも技術担当者だと認識してもらえる、自分の能力を証明できるなど、様々なメリットがあります。
40代以上でも技術士建設部門の取得は可能?
日本技術士会がまとめた統計情報によると、技術士の合格者の平均年齢は42.8歳と高い傾向にあり、40代の合格率は32.9%、50代は全体比で21.9%と、40代以上で受験して合格する方が多い結果となりました。
40代で技術士建設部門の資格を取得した場合、どのようなキャリアプランが考えられるのでしょうか?ここでは、実際のモデルケースを紹介しながら、40代以上が活躍できる場について考えています。
技術士建設部門の仕事内容
技術士建設部門の資格を持っていると、企業や官公庁に所属して、公共事業やインフラ整備等の業務に携われるようになります。仕事内容は公共事業の計画や事前調査、設計監理などで、大規模なインフラ事業や公共事業に関われるチャンスのある責任ある仕事です。
さらに、資格を活かして建設コンサルタントや設計技術者として独立する選択肢もあります。ここでは、技術士建設部門の仕事内容や資格を活かして活躍できる仕事をまとめました。
技術士(建設部門)のメリット
技術士(建設部門)は建築分野や建設業界におけるスペシャリストの証であり、プロとして客観的にスキルや知識を証明できる資格です。そのため技術士(建設部門)の資格を取得していれば、それだけで無資格者より仕事を取りやすくなったり昇給しやすくなったり、転職時にも色々なメリットを追求していくことができるでしょう。
技術士と技術士補の違い
技術士は技術士第一次試験へ合格した後、所定の実務経験を積んだ上で第二次試験を受験し、それに合格・登録することで得られる国家資格です。一方、技術士補は第一次試験に合格するか、所定の教育課程を修了して「修習技術者」の資格を経た後、日本技術士会へ登録手続きを行うことで認定される資格となります。
そのため技術士補は技術士の前段階として考えられており、その役割や業務についても技術士のサポートが主体となります。
技術士(建設部門)の仕事はブラック?
公共事業の工事おいて、建設コンサルタントとして幅広い項目や領域に意識を向けながら管理業務を担当しなければならない技術士建設部門は、その仕事量の多さや責任の大きさからブラックな職種と言われることもあります。
技術士建設部門がブラックな職場を回避してホワイトな会社へ就職するためには、まずブラックと言われる根拠を理解した上で、コンプライアンスや人材管理について意識を高めている企業を見つけることが必要です。
技術士建設部門の離職率
技術士建設部門を取得した後の離職率が高い主な原因は、不規則な労働時間、厳しい労働環境、及び肉体的・精神的ストレスなどです。これらの問題を解決し離職率を下げるためには、労働環境の改善、従業員の声を反映する体制の確立、柔軟な働き方の促進などが必要とされています。
キャリアパスの明確化、給与体系及び福利厚生の見直し、そして労働者のワークライフバランスの向上を行うことで、退職を考える要因が改善され、離職率の低下が期待できます。
技術士の総合技術監理部門とは
技術士の総合技術監理部門は、複数設定されている技術士の各部門の中でも特に高難易度の部門であり、技術士としての最高グレードの資格として考えることもできます。総合技術監理部門技術士の役割や担当する業務、同資格を取得することで得られるメリットや強みを、試験の難易度やポイントと合わせてまとめて解説しています。
技術士の環境部門と建設部門の違い
建設部門の技術士が公共事業の全体計画に携わることが多いのに対し、環境部門の主な仕事は自然環境や動植物の生態調査です。大規模な公共事業が環境に与える影響についての調査や予測評価、計画の見直しなどの技術的なアドバイスを行います。建設コンサルタントを目指すのであれば、活躍の幅を広げるためにも建設部門と環境部門のどちらも取得するのがおすすめです。
技術士の義務・責務
技術士は技術系の国家資格として非常に権威性のある資格であり、技術士や技術士補として業務へ従事する上で、必ず果たすべき義務や責務が法的に定められています。またそれらの義務や責務に違反すると、資格剥奪だけでなく刑事罰に対象になることもポイントです。
技術士として遵守すべき「3義務2責務」について解説しています。
技術士と施工管理技士の違い
技術士と施工管理技士はどちらも建設業界や建築会社などで活躍できる専門家ですが、技術士が技術士法にもとづく資格であり、施工管理技士が建設業法にもとづく資格であるように、各資格には果たすべき責任や専門家としての役割が定められています。
技術士と施工管理技士の違いについて業務内容や難易度、収入などの面から比較しました。
2024年問題が技術士の働き方に与える影響
2019年に施行された働き方改革関連法において、建設業に対する5年の猶予期間が終了し、いよいよ「2024年問題」と呼ばれる時間外労働の規制や割増賃金の引き上げといった制度変更への対応が法的義務となりました。
2024年問題は企業だけでなく労働者にも労働時間の制限や収入減といった影響を及ぼすとされており、そのような状況下で技術士など専門家の役割の重要性も増大し、働き方としてまさしく多様なチャンスが生まれている点は見逃せません。
全国に拠点を拡大し続けている
建設総合コンサルタント
静岡県浜松市に本社を置く株式会社フジヤマは、コンサルタント分野をはじめ、国土基盤(測量・調査)、空間情報(地理情報)といった3つの部門で構成されている建設総合コンサルタントです。国や自治体における建設コンサルタントの幅広い事業領域をワンストップで提供。地元はもとより、全国に拠点を拡大、成長し続けている企業です。
株式会社フジヤマ 本社所在地 | 静岡県浜松市中区元城町216-19 |
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拠点 | 【支店】静岡、沼津、名古屋、豊橋、豊川、東京、福岡 【営業所】磐田、袋井、掛川、島田、藤枝、焼津、富士 横浜、相模原、多摩、埼玉、千葉、山梨、豊田、西尾、三重、岐阜、大阪、神戸、大分、宮崎 |
事業展開 | 都市計画、区画整理、補償調査、航空写真測量、地上測量、深浅測量、土木設計、造園設計、上下水道設計、建築設計、設計管理、地理情報システム、地質調査、環境アセスメント、他 |
連絡先 | 053-462-8800(総務部採用担当・田中) |