技術士資格を輝かせる!
建設コンサルタントなび「やりがい事典」
sponsored by 株式会社フジヤマ
目次
Challenging Job!

技術士建設部門における年齢の現状

40代~50代が多い?技術士の現状

公益社団法人・日本技術士会が発表している統計によると、令和4年度に技術士第二次試験を合格した人のうち、30代の合格者は全体の33.3%、40代の合格者は全体の32.9%と、30代に次いで40代の合格率が高くなりました。

50代の合格者も全体比で21.9%と40代に次いで高く、合格者の平均年齢も42.8歳となっています。このことから、技術士を目指してから資格を取得している人は、全体比で40~50代が多いことが分かります。

※引用元:公益社団法人日本技術士会「令和4年度 技術士第二次試験 統計情報(PDF)」 (https://www.engineer.or.jp/c_topics/001/attached/attach_1013_3.pdf

若い世代で合格する方も多い

合格者の平均年齢は42.8歳という数値になっていますが、申込者数に対する合格率で見ると30代が最も高く、13.4%となっています。

また、20代の受験者も10.9%と、40代の11.7%に次いで高い合格率となっています。これらの結果から、20~30代の若い世代が受験した場合、上の世代に比べて合格する方が多いということが分かります。

平均年齢の統計だけを見ると、経験年数の多い熟練技術者が合格できる試験に思われがちですが、若いうちに受験しても合格できる可能性は十分にあると分かります。

※引用元:公益社団法人日本技術士会「令和4年度 技術士第二次試験 統計情報(PDF)」 (https://www.engineer.or.jp/c_topics/001/attached/attach_1013_3.pdf

40代から技術士建設部門の取得を目指すには?

技術士の国家資格は一次試験と二次試験に分かれており、二次試験の受験にはある程度の実務経験が必要です。そのため、40代で技術士建設部門の資格取得を目指す方は少なくありません。

むしろ、技術者として経験を積んだ状態であれば、知識や経験を活かして年数をかけずに合格することも可能です。

ここからは、技術士建設部門の取得を目指す上で重要なポイントを解説していきます。

技術士建設部門取得で重要なポイント

勉強時間を確保する

技術士試験を受けるなら、まずは仕事の合間にしっかりと勉強時間を確保できるかが大切です。

技術士取得の勉強には、第一次試験に最低300時間以上、第二次試験を突破するには最低1,000時間以上、合計でおよそ1,300時間が必要とされています。

仕事をしながら、自分が1日どのくらいの時間を確保できるかを考えてみましょう。試験日から必要な日数を逆算し、計画的に勉強に取り組むようにしてください。

技術士の試験では、過去問を繰り返し解くことが有効です。過去問は日本技術士会の公式サイトから無料でダウンロードできるので、ぜひチェックしてみてください。

論文の添削を受ける

第二次試験では、記述式の対策も合格を左右する重要なポイントです。

一般的な文章とは異なる論文は、日ごろから書き慣れていないと難しいと感じることも多いでしょう。まずは、技術部門の論文を読みながら、論文の書き方を参考にしてみるのがおすすめです。

論文の書き方を理解して文章がある程度のレベルに達したら、身近な技術士や通信講座などで、論文添削を受けてみてください。添削された論文で自分の文章を振り返りながら、書き肩のレベルを上げていきましょう。

経験プラスαが必要

技術士建設部門は、専門知識を理解して応用する力や業務経歴だけでなく、コミュニケーション能力やマネジメント力、リーダーシップ力など複数の能力が求められる資格です。

経験を積み、自らの考えを持って創意工夫し、問題を解決できるほどにレベルアップしておかないと、何歳で受験しても難易度は高いまま。

独り立ちできるほど能力がついてきたと感じたときこそ、チャレンジに適したタイミングと言えます。

40代以上の技術士建設部門のキャリアパス

技術士建設部門を取得したら、そこがゴールではありません。資格取得はあくまでもスタートラインであり、技術士取得後に活躍できるかが大切です。

ここでは、40代以上が技術士建設部門でキャリアパスを考える場合、どのような進み方があるのかをまとめました。

自身のライフイベントと照らし合わせた上で、長期的に考えて計画を立てるようにしましょう。

財団勤務から研究員へ

Aさん(女性)は、建設コンサルタント業務に携わった後、国土交通省港湾局にかかわる財団に就職したことをきっかけに技術士を目指すようになりました。50歳で技術士に合格してからは、港に関連する様々な業務を担当し、藻場の造成に注力。現在では財団から研究費を得て海藻生育に関する研究を行っていて、業務を通じて少しでも海域環境の改善や創造に寄与したいと考えているそうです。

※引用元:公益社団法人日本技術士会「女性D&Iモデル」 (https://www.engineer.or.jp/c_cmt/danjyo/topics/006/006617.html

自治体や環境団体の活動支援

Bさんは、建設コンサルタント会社の環境保全部門に入社し、家庭を持った後に技術士の資格を取得した女性です。仕事と育児の両立に苦悩して会社を辞めましたが、その後も自分のペースで技術士として活躍できる場を探しました。現在では自治体の環境保全施策に関わる審議会委員やアドバイザリー業務、環境団体の活動支援などの仕事に従事しています。

※引用元:公益社団法人日本技術士会「女性技術士キャリアモデル」 (https://www.engineer.or.jp/c_cmt/danjyo/topics/002/002351.html

全国に拠点を拡大し続けている
建設総合コンサルタント

静岡県浜松市に本社を置く株式会社フジヤマは、コンサルタント分野をはじめ、国土基盤(測量・調査)、空間情報(地理情報)といった3つの部門で構成されている建設総合コンサルタントです。国や自治体における建設コンサルタントの幅広い事業領域をワンストップで提供。地元はもとより、全国に拠点を拡大、成長し続けている企業です。

中途採用情報
  • 応募資格…技術士資格を保有し、実務経験のある方。
  • 歓迎分野…総合技術監理部門
    建設部門:鋼構造及びコンクリート/道路/河川、砂防及び海岸・海洋/都市及び地方計画/建設環境/港湾及び空港、上下水道部門:下水道、農業部門:農業土木/その他、森林部門:森林土木、応用理学部門:地質、環境部門:環境保全計画/自然環境保全など。
    ※経験・資格により優遇。
  • 勤務地…静岡県浜松市・静岡市、東京都、名古屋市ほか。
  • 詳細・お問い合わせ・ご応募
    下方にあるオレンジ色のボタンから、公式サイトの採用情報ページをご確認ください。
建設コンサルタント・株式会社フジヤマの現場(橋梁)
株式会社フジヤマ 本社所在地 静岡県浜松市中区元城町216-19
拠点 【支店】静岡、沼津、名古屋、豊橋、豊川、東京、福岡
【営業所】磐田、袋井、掛川、島田、藤枝、焼津、富士
横浜、相模原、多摩、埼玉、千葉、山梨、豊田、西尾、三重、岐阜、大阪、神戸、大分、宮崎
事業展開 都市計画、区画整理、補償調査、航空写真測量、地上測量、深浅測量、土木設計、造園設計、上下水道設計、建築設計、設計管理、地理情報システム、地質調査、環境アセスメント、他
連絡先 053-462-8800(総務部採用担当・田中)