
女性技術士×プレママのMさん
育休・産休明けもフジヤマで。調整力や工夫で作る持続的キャリア
お話を伺ったMさんとは?
- ご出身地…群馬県(大学時代は千葉県、就職で初めて静岡県へ)
- お仕事をされているエリア(拠点)…静岡県(ご自宅は旦那様の職場との中間地点)
- お持ちの資格…技術士(建設部門)
- フジヤマでのお仕事内容…公園の設計・計画、河川広場の整備など、まちづくりに関わる業務に従事
- 退社後や休日の過ごし方.趣味…学生時代はジャグリングサークルで活動。現在は、仕事柄もあり、街のさまざまな公園を散策してみることもある
学生時代の「人前が苦手」を克服する予行演習のおかげで今がある
編集チーム
Mさんは新卒でフジヤマに入社をし7年目、いわば中堅の建設コンサルタントとして活躍されていますが、人と接することは元々好きなジャンルでしたか?
Mさん
むしろ人前に出るのはすごく苦手だったんです。でも、大学生になった時に「社会に出るのにこのままじゃまずい、苦手を克服しなきゃ」という危機感があって。あえて焼肉屋での接客のアルバイトを選びました。
編集チーム
苦手なことにあえて飛び込むバイタリティがすごいですね。
Mさん
サークルで「ジャグリング」を選んだのも同じ理由です。よく考えたらジャグリングって人前で見せるものですよね(笑)。見学で参加を決めた後に「あ、困ったな」と思ったんですけど、集団でワイワイ練習する姿が楽しそうで、「これも自分を変えるいい機会でもあるしな」とそのまま継続しました。
そんなふうに、学生時代はサークル、アルバイト、研究室と、バランスよく動いていた気がします。
ほがらかな先輩社員たち。
静岡の「穏やかさ」が肌に合った
編集チーム
就職活動では、なぜフジヤマを選ばれたのですか?
Mさん
私は、土木や公園設計の大学ではなく農業系の大学出身だったので、食品メーカーや肥料会社、公務員などは受けていましたが、他にも「面白そう」だと思った企業であれば幅広くエントリーしていました。サークルを選ぶ時と同じで、基本は「面白そう」が第一にあります。
大学院では、地球温暖化にも関わる「温室効果ガス」の研究にも取り組んでいました。
時には尾瀬の湿地などでフィールド調査や植生調査をしていたこともあり、「環境に関する仕事」もやってみたいなと。フジヤマに興味を持ったのもそんな背景があります。
フジヤマを選んだ決め手は2つ。1つ目は「色々なことに挑戦している会社だ」という印象を持ち、ここだったら自分が大学で学んできたことも何か活かせそうだと感じたからです。
編集チーム
入社して実際に活かせたことにはどんなことがありますか?
Mさん
入社する前は大学や院で学んだ専門知識を活かせるといいなと思っていたんですが、入社してみるとどちらかというと、もっと本質的な部分で、学生時代に培ってきた経験の方が活きていると感じています。
例えば論文を書いて発表しても、なかなかに厳しい(笑)こぶしをもらうんですよね。そこからトライアンドエラーを繰り返すんです。今の設計の仕事でも、論理的な考え方はとても必要ですし、深く考えられていない場合は学生時代と同じように、でも今度は会社の上司から愛のあるフィードバックをもらってまた直すのを繰り返す。
学生の時にそんなトライアンドエラーは何度も繰り返してきているので、ちょっとやそっとでは心は折れません(笑)。学生の時に鍛えておいてよかったなと思うポイントの一つです。
編集チーム
それともう1つ、フジヤマを選んだ理由があるとおっしゃっていましたが、それは何ですか?
Mさん
もう1つは、会社見学で感じた「人の温かさ」です。
編集チーム
「人の温かさ」って人によって捉え方はさまざまですよね。会社見学の際や入社前後で、フジヤマの社員と触れ合うどんな瞬間に「人の温かさ」をMさんは感じたのですか?
Mさん
会社見学ですれ違う社員の方々が、学生の私に「こんにちは」とか「頑張ってね」とか、口々に声をかけてくれたんです。通りすがりの年上の大先輩でも、明るくすごく自然に。
私も含め群馬県民は、ちょっと早足というか、せわしない気質もあるかなと(笑)。それに比べて静岡は、気候も人も温暖で。ピリピリした感じがなくて、すごくおおらかに受け入れてくれる雰囲気があるんですよね。
フジヤマの社員も、忙しい中でもみんなよく笑い、ほがらかです。おおらかで人間味のある人が多くて。このアットホームな雰囲気ならやっていけそうだと感じました。
編集チーム
群馬ご出身なのですね!地元から遠くだと心細くなかったでしょうか?
Mさん
それが、フジヤマの場合、特に私の年代からずっとUIターンで県外出身者の新卒も多く、毎年半数以上は県外出身者なんですよね。
1人暮らしをしている人も7割と、親元から通っている人がむしろ少ないぐらいなんです。静岡は本当に住みやすいですし、今の環境がすごく気に入っています。
公園改修やリノベーションで価値を
再設計する面白さ
編集チーム
現在は公園の設計などをされているそうですが、具体的にはどのような業務が多いですか?
Mさん
「公園の設計」というと、何もない更地に新しい公園を作るイメージを持たれるかもしれませんが、実はそういう案件は少なくて、今は「改修」や「リノベーション」がメインです。
古くなった公園をどう直すか、あるいは河川敷の使われていないスペースをどう広場にするか。制約がある中でいかに最適解を出すかを問われる仕事が多いですね。
編集チーム
一筋縄ではいかない難しさがありそうですね。
Mさん
そうですね。年間で7〜8本くらいの案件を並行して担当しますが、思い通りにいかないこともあります。でも、自分が関わった場所でバーベキューをしている家族連れを見かけたりすると、「あ、こういう空間を作れているんだな」と嬉しくなりますよ。
「そうだ!耳がある!」
技術士試験を攻略したハック術
編集チーム
Mさんは30歳という若さで、難関の「技術士」資格を取得されていますよね。お仕事も忙しい中で、いつ勉強されていたのですか?
Mさん
机に向かって勉強する時間はほとんど取れませんでした。学生の頃も、いろいろな資格にチャレンジするタイプではあったんですが、仕事終わりに…となると目や頭がなかなか働かないし、家の用事もあり手は空かない。「じゃあ、何ができるか?」と考えた時「耳は元気で手すきかも!」と(笑)。
編集チーム
耳(笑)!「使えるものは使いましょう」というスタンスが素敵です!
Mさん
いえいえ、やっていたことは本当にシンプルです。YouTubeの解説動画を聞き流したり、自分で作った論文の回答案をスマートフォンの読み上げ機能で音声化して、通勤の移動時間にひたすら聞いたりして覚えました。
とはいえ技術士試験は、知識を入れておけば設問を解けるかというとそうでもなく、文章を自分の中で組み立てて書く難しさもあります。そんな時に助かったのが会社のサポートでした。
「技術士の資格を取得するなら応援するよ」という体制で、費用面も含めてサポートしてくれました。一発合格できたのはそのおかげも大きいと感じています。その証拠に、1つ下の後輩も技術士に受かりそうだという話も聞いています。仕事も資格取得も両立できるのがスタンダードな会社になっていくといいなと個人的にも思っています。
建設コンサルタントの向き不向き。
分岐点は「調整力」と「頼る力」
編集チーム
建設コンサルタント業界は激務というイメージもあります。周りで辞めていく方、逆に、Mさんのように長年続けていける方なども見てこられたと思いますが、長く続ける秘訣はあるのでしょうか?
Mさん
辞めるか続けるかに関わらず、フジヤマ社員に共通しているのは、みんなすごく「真面目で頑張り屋さん」だということ。確かに建設コンサルタントには、難しい要望やタイトなスケジュールも珍しくありません。それらをどのように受け止めるかで道は大きく分かれてくるような印象があります。
編集チーム
同じ「真面目で頑張り屋さん」の中でも受け止め方で変わってくるのですね。Mさんはどのように受け止めていらっしゃったのですか?
Mさん
私は、よい意味で自分の限界値を知っていたのがよかったのかもしれません。
大学院時代の研究がハードだったおかげで、「自分はここまでやるとダメになる」という限界のラインがなんとなく分かるんです。
だから、そのラインを超える前にアクセルを緩めたり、早めに周りに「助けて」と言ったりして調整しています。7年もやっていると、自分でやるべきことと人に任せるべきことの区別もつくようになってきました。人に頼むって最初のうちは勇気がいりますけど、なんとかなるものです(笑)。
全力疾走だけでなく、「調整力」や「人の肩を借りる」ことも、好きな仕事を続けていくためには必要なのではないでしょうか。でもこれらは建設コンサルタントに関わらず、どの職種でも必要なバランス感覚なんじゃないかなって思うんです。
女性技術士の産休・育休後は?
復帰後のキャリアを模索する楽しみ
編集チーム
もうすぐ(取材当時)、産休・育休に入られると伺いました。
Mさん
はい。2月に出産予定で、入社して初めての長期休暇です。1年後に復帰を予定しています。
編集チーム
出産って仕事を続けるか続けないかのタイミングの一つでもあるかなと思うのですが、出産後育休を経た後もフジヤマに戻ってこようと決めている背景を聞かせてもらえますか?
Mさん
確かに産休・育休後の復帰は多くない業種ではあります。ですが、復帰したら柔軟な働き方を模索してくれているのを今回すごく感じたんです。
そんな会社の姿勢を見ていると、「たぶん復帰してからも何とかなるだろう」という気持ちになり、産休・育休明けは復帰することを決めました。
「復帰後は今と同じ働き方はできないかもな」など不安は多少ありますが、そういうことも相談しやすい上司や仲間がいるので、子育てと両立している女性技術士のロールモデルの1人として、まずは出産と育児に向き合って、復帰後はその時の状況に合わせて、新しい働き方を模索していきたいですね。
いつか0から設計した公園に携わることができたら、その公園に自分の子どもを遊びに連れて行きたいなとも考えています。
編集チーム
「この公園ママが作ったんだよ」なんてお子さんが友達に自慢している未来があるかもしれませんね。それでは最後に一言、初めて建設コンサルタントやフジヤマについて触れる読者に向けてメッセージをいただけますか?
Mさん
職種の口コミを見ていると「大変」「キツイ」と言うつぶやきもたまに見かけるかもしれません。でも、どんな仕事にもそれぞれの大変さはあると思いますし、人それぞれ受け止め方は違います。
フジヤマに限った話かもしれませんが、確かに言えることとしては、大変さはあるけれど、さまざまな挑戦ができ、今まで知らなかったような知識も得られる、面白い経験もたくさんできる。これが私にとってフジヤマで建設コンサルタントを続ける理由です。
フジヤマの女性技術士・
Mさんの1日
| 8:30~ | 打合せ資料・成果品作成、社内打合せ |
|---|---|
| 10:00~ | 外出(打合せ等)、夕方帰社 |
| 12:00~13:00 | 昼休み |
| 13:00~17:30 | 打合せ資料・成果品作成、社内打合せ |
| 17:30~ | 必要に応じて残業、打合せ後の取りまとめ、帰宅前リマインド整理 |
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全国に拠点を拡大し続けている
建設総合コンサルタント
静岡県浜松市に本社を置く株式会社フジヤマは、コンサルタント分野をはじめ、国土基盤(測量・調査)、空間情報(地理情報)といった3つの部門で構成されている建設総合コンサルタントです。国や自治体における建設コンサルタントの幅広い事業領域をワンストップで提供。地元はもとより、全国に拠点を拡大、成長し続けている企業です。

| 株式会社フジヤマ 本社所在地 | 静岡県浜松市中区元城町216-19 |
|---|---|
| 拠点 | 【支店】静岡、沼津、名古屋、豊橋、豊川、東京、福岡 【営業所】磐田、袋井、掛川、島田、藤枝、焼津、富士 横浜、相模原、多摩、埼玉、千葉、山梨、豊田、西尾、三重、岐阜、大阪、神戸、大分、宮崎 |
| 事業展開 | 都市計画、区画整理、補償調査、航空写真測量、地上測量、深浅測量、土木設計、造園設計、上下水道設計、建築設計、設計管理、地理情報システム、地質調査、環境アセスメント、他 |
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