技術士資格を輝かせる!
建設コンサルタントなび「やりがい事典」
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目次
Challenging Job!

技術士と技術士補の違い

技術士補とは

技術士補は「技術士」資格と同様に、技術者としてのスキルや専門性などを客観的に認定された人へ与えられる国家資格であり、技術士第一次試験へ合格した人や技術士法第31条の2第2項の規定に従って指定の教育機関で課程(JABEE認定課程)を修了した人が「修習技術者」となった後、所定の手続きを経ることで認められる資格です。

そのため高度人材としてのエンジニア/技術者の認定資格として知られる「技術士」に対して、「技術士補」はその前段階的な資格として考えられており、技術士補の主な役目は技術士の業務サポートとなります。

資格取得までの仕組み

上述したように、技術士補は技術士試験への合格などによって直接に取得できる資格でなく、一定の条件を満たして修習技術者になってから、公益社団法人日本技術士会へ登録申請を行って、「技術士補登録簿」へ登録された時点で与えられる資格となります。

そのため試験に合格したり指定の教育課程を修了したりしただけでは技術士補としての資格を得られない点に注意してください。なお技術士補の資格は技術士になった時点で吸収されます。

技術士補の登録手続き

技術士補として登録するためには、技術士第一次試験への合格や指定の教育課程の修了といった前提条件を満たして修習技術者になった上で、改めて日本技術士会で登録手続きを行わなければなりません。なお、技術士補として登録されなくても所定の経路によって資格要件を満たすことで、技術士第二次試験の受験へ進めることもポイントです。

技術士補の新規登録手続きに関しては、主として以下のような流れになります。

  1. 技術士第一次試験への合格、または指定の教育課程の修了によって修習技術者になる。
  2. 技術士補登録申請書(様式第六又は様式第六の二)や補助しようとする技術士の証明書(補登録用書類No.2)などの資料を用意する。
  3. 「補助する技術士(同一技術部門の技術士)」の氏名や事務所の名称・所在地など必要事項を記入した資料を日本技術士会へ提出する。
  4. 登録免許税や登録手数料を納める。

なお、登録手続きが完了する前に「技術士補」として名乗ることは不法行為に該当するため注意しましょう。

※参照元:日本技術士会|「技術士補」の新規登録手続き(https://www.engineer.or.jp/c_topics/003/003820.html)

技術士補の将来性

技術士補は技術士の前段階の資格として考えられている反面、技術士として資格を取得する上で必須の段階でなく、技術士補については廃止が検討されていることも事実です。しかし技術士補として登録しない場合、技術次第二次試験の受験資格を得るための実務経験期間が4年でなく7年になるといった問題もあり、現行制度を維持するか修習技術者への一本化を進めるか議論が分かれています。

※参照元:日本技術士会|技術士になるには(https://www.engineer.or.jp/contents/become_engineer.html)

修習技術者と技術士補との違い

技術士の第二次試験の受験はどちらの資格でも目指せる

すでに説明したように、技術士補も修習技術者も技術士を目指せる資格ですが、技術士補として登録するためには、まず修習技術者としての資格を取得しなければなりません。その上で、修習技術者が所定の登録手続きを行うことにより技術士補として認められます。

第二次試験の受験資格が異なる

技術士補として資格を得た人は、指導技術士の下で実務経験4年超を積めば技術士第二次試験の受験資格を得られます。一方、修習技術者のまま第二次試験の受験資格を得るには、7年を超える実務経験(修習技術者になる前の経験も含む)が必要になったり、「監督者」として資格を有する人物の下で4年超の実務経験(修習技術者になった後の経験のみ)が必要になったりと、条件が変わってしまう点が重要です。

※参照元:日本技術士会|技術士になるには(https://www.engineer.or.jp/contents/become_engineer.html)

技術士と技術士補の業務範囲の違い

技術士法の定めにもとづき、技術士は技術士第二次試験に合格して登録手続きを完了した者のみが得られる資格であり、技術士補はその前段階である第一次試験への合格と登録手続きによって得られる資格です。そのため技術士補に認められている役割はあくまでも技術士の補助であり、また業務についても登録済みの指導技術士の監督指導下で従事しなければなりません。

技術士取得のための最初のステップとなる「技術士補」

技術士として資格取得を目指す上で、第二次試験の受験資格となる実務経験の長さは重要なポイントです。そのため修習技術者として実務経験を積むことも可能ですが、指導技術士がいる場合はまず技術士補として登録した上で、実務経験を積み、4年後に第二次試験へ挑戦するという流れが一般的となるでしょう。

全国に拠点を拡大し続けている
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静岡県浜松市に本社を置く株式会社フジヤマは、コンサルタント分野をはじめ、国土基盤(測量・調査)、空間情報(地理情報)といった3つの部門で構成されている建設総合コンサルタントです。国や自治体における建設コンサルタントの幅広い事業領域をワンストップで提供。地元はもとより、全国に拠点を拡大、成長し続けている企業です。

中途採用情報
  • 応募資格…技術士資格を保有し、実務経験のある方。
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